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能・藤戸

10月3日、名古屋能楽堂
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10月定例公演事前学習講座
  • 講師:神戸女子大学古典芸能研究センター非常勤研究員 大山範子先生
  • 藤戸:作者不詳。観世元雅説もある。
  • 上掛り:笛・小鼓・大鼓。(下掛りは太鼓が入る)
  • 前半のシテは佐々木三郎盛綱に殺された浦男の母、後半のシテは浦男の霊。
  • これを一人の役者が演ずるのがこの曲の特徴。


10月17日、定例公演。珍しく夜公演。
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  • 狂言:狐塚(和泉流)
  • 能:藤戸(宝生流)
  • シテ:衣斐正宜
  • ワキ:高安勝久ワキ方高安流能楽師。高安流十四世宗家。)
  • ワキツレ:椙元正樹
  • アイ:鹿島俊裕
  • 笛:大野誠
  • 小鼓:後藤嘉津幸
  • 大鼓:河村眞之介

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前シテ・深井(The Noh.comより)

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後シテ・痩男(The Noh.comより)

能「藤戸」には母と子の情愛が描かれている。
戦の不条理、理不尽さも。
前解説の和久荘太郎さんは、戦を庶民の側から描いた「反戦もの」という見方もできると言われた。
まだ6曲目の能鑑賞だが「藤戸」には心を揺さぶられた。

data
曲:藤戸
作:不肖
原典:平家物語
分類:四番目物、執心男物
前シテ:浦男の母
後シテ:浦男の霊
ワキ:佐々木三郎盛綱

***

ところで、不肖私は名古屋能楽堂しか知らないので
能楽堂に音声ガイドがあるのは当たり前と思ってました。
事前学習会の大山先生から、名古屋だけと聞きました。
そうだったのかー、名古屋能楽堂エライじゃん。
先生は能の初心者やには名古屋を勧めているそうです。
英語チャンネルもあるしね!





# by bananapesce | 2015-10-17 19:29 |

隼人池・朝練

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晴れた10月の隼人池。

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大物を捕まえた。何だろう?

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朝食を終えたカイツブリの後ろ姿。


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葦の茂みにカワセミがいた。甘い写真だなー
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このコサギはカラスに追われてサクラの樹に逃げ込んだところ。
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惜しい。嘴が見切れた。

練習あるのみ!

# by bananapesce | 2015-10-17 11:13 | 野鳥観察

ミサゴは魚を縦(タテ)に持つ。

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先日撮った写真でも、
前に週末バーダー君に見せてもらった写真でも、
ミサゴは捉えた魚のアタマを前方にしてタテに持って飛んでいる。
つまり自分の背骨と魚の背骨を平行にしている。
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ミサゴは魚を縦(タテ)に持つ。_d0344630_10490300.jpg

左右の足で掴むのだから
そのままならヨコになる筈だが、
足を前後にして魚をタテにしている。
この方が空気抵抗が少なくて飛びやすいのだろう。

アタマの方から魚を飲み込むカワセミやウと同じように
ミサゴも魚を良く知っている!
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落語の「鰻屋(士族の鰻)」では、素人の主人が両手で鰻を掴み、
逃げようとする鰻に従って、二階に上がったり表に出ていったり・・・
「おいおい、どこへ行くんだい」
「へえ、前に回って鰻に聞いてくれ」

ミサゴは鰻を捕まえることがあるのだろうか?



# by bananapesce | 2015-10-16 11:33 | 野鳥観察

藤前干潟でミサゴを撮影

秋晴れの体育の日、自転車で藤前干潟を目指す。
自宅をスタート直後、C社創業社長の旧私邸取壊し現場でパチリ。
この建物はT工務店の力作とのこと…もったいない。
そうでなくても尊敬する創業社長所縁の建物が失われていくのは寂しい。
ご存命中にお会いすることはできなかったが、その分、近頃は孫娘が僕を叱ってくれる。
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藤前干潟西岸で連休バーダー君、knos3君に合流。
干潟の食物連鎖の頂点にたつミサゴ(Osprey)を観察。
因みに本日の僕の目的は新装備のCoolpixP600の練習です。
とにかく、ここ数年メインカメラはiPhoneだったのです。

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流木にとまるミサゴ。
前に藤前干潟に来たときも、この流木にミサゴがいた。

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ミサゴの特徴は頭と翼のウラ、腹が白っぽいこと。
水中にいる魚たちから見えにくいカラーリングになっている。

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この3枚の写真は同一個体。
捕まえた魚(たぶんボラ)を食卓へ搬送中。
ハンティングの瞬間はわからなかった。

***

ところで、望遠カメラの撮影はなかなか難しい。
遠くのターゲットをファインダーに捉えることが困難。
飛ぶ鳥を追尾するのはもっと困難。
被写体を中央に保持したままシャッターを押すのはさらに困難。
練習あるのみ!


# by bananapesce | 2015-10-12 23:23 | 野鳥観察